載らない東の端。
高度成長期とバブル期の狭間。
ボクらの遊び場は、
山でもなく
海でもない......。
そこは
有刺鉄線で囲まれた
建設途中の空き地、
鎮座する
ブルドーザーや
ショベルカーやらの
無機質な怪獣たち。
アチャラの世界に通じる
トンネルだらけの
土管のピラミッド。
赤や青、
色とりどりの血管が
張り巡らされた
化学工場の迷路。
見渡す限りつづく
公営団地の灰色の未来都市。
そこを闊歩する
野良犬の群れ。
ぼくらの世界のシンボルは
20メートル足らずの給水塔。
どぶ川を
発泡スチロールのイカダで下る
巨大魚捕獲の冒険。
無機質なモノたちが
ボクに
沢山のイマジネーションを
与えてくれた。
想像する事を教えてくれた。
創造できるようにしてくれた。
オーガニコ
シーガニコ
エスイッコ。
無機質な
魔法の言葉。
ボクの想像の一部をアナタに
オーガニコ
シーガニコ
エスイッコ。
無機質な
魔法の言葉。
ボクの創造の一部をアナタに。
つづきはまたあした。
OZKexpo
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